入院できる期間も限られていることもあり、依頼を受けた当日すぐに老人ホームに問い合わせをはじめました。看護師が２４時間常駐しているホームでも、酸素量が多い点等がネックになりほとんどのホームに断られてしまいました。

どうにか酸素量が６リットルの方の受け入れ実績は無くても、相談が可能なホームが見つかったので、翌日にご家族様のお宅に面談に伺いました。

面談時に、ご家族様の方で有料老人ホームをお探しになるのは初めてとお聞きしましたので、まずは老人ホームの種類についてからご説明し、在宅酸素の方の受け入れをしている老人ホームは限られる点や、在宅酸素の方を受け入れしている施設でも酸素量が多いとさらに入所できるホームは絞られることを説明し、ご理解頂きました。

また、ご家族様からご希望をヒアリングしたところ、ここ数日、本人からお尻が痛いと訴えがあるので、病院では離床させ車いすに乗せて病棟内を散歩させてもらっているので、老人ホームに入所後も同じような対応をしてもらいたいとのことでした。

散歩は通常ですと、ホームの介護スタッフだけではなく、ご家族が面会時にに連れ出すことも出来るのですが、現在は、コロナ過でご家族の面会自体がホームで禁止されておりますので、ホームスタッフに対応をお願いすることになります。

今回ご提案したホームは３か所でしたが、ホーム内での車いすでの散歩について確認したところ、３ホームとも対応可能とのことでしたので、後日３ホームとも見学することになりました。

３ホームともリーブスで見学に同行し、ご家族と一緒にホーム内での１日の過ごし方や、散歩対応について等確認し、本人にとって一番楽しく過ごせそうと思われたホームに申込し、無事入所できました。