退院日まで10日間!安全ベルトやミトン等の身体拘束をしている状態だが、精神病院には転院したくないので、すぐに入所できる老人ホームを探してほしい。
入居検討者様の状況とお身体の状態
性別 | 女性 |
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年齢 | 96歳 |
介護保険 | 要介護2 |
認知症 | 有り。入院後せん妄のような症状有り。 |
必要な医療行為 | 無し。 |
既往歴 | 心不全、リウマチ、圧迫骨折 |
ご相談者様
相談者 | 息子夫婦(長男夫婦) |
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相談者お住まい | 千葉県千葉市若葉区 |
ご希望エリア | 相談者宅から近くの千葉市若葉区内 |
ご予算 | 入居時費用:0円 |
ご要望 | 退院まで10日間しかないので、すぐ入所できる施設を探してほしい。老人ホーム入所に抵抗が有る母に入所を納得してもらうには何て言えばいいのか教えてほしい。 |
ご相談内容
長男様からリーブスにお電話でご相談を受けました。入院中のお母様が退院まで10日しかない状態で老人ホームを探しておりすぐに面談をご希望との事。急を要しておりましたので、お電話を頂いた当日に息子様ご夫婦とリーブスの相談室で面談を調整しました。
元々お母様は長男夫婦様と2世帯住宅で同居されて生活をされていたのですが、息子様ご夫婦は自営業で日中は仕事で自宅にいない為、日中はお母様1人でお過ごしになられていらっしゃいました。
1週間前にベッドから落ち急性期病院に入院、検査の結果幸い骨折はされていなかったが炎症反応があり、精密検査したところ肺炎の診断で現在治療中との事。肺炎自体の治療は順調だが、入院当初からせん妄のような症状があり、『大男がいる!』『殺して!』等、訳の分からない事を言ったり、夜間不穏時はスタッフに暴言を吐いてしまうとの事。日中も点滴を自分で抜こうとしてしまうので、安全ベルトとミトンをして、スタッフがすぐに対応出来るよう車いすに乗りナースステーションで過ごしているとの事。
安全ベルトやミトンは身体拘束になるので、老人ホームでは緊急時等を除き対応しないので、受け入れてくれる老人ホームはかなり難しくなります。病院側からも受け入れてくれる老人ホームがない場合は、一端精神病院の入院を打診されているとの事でした。
長男夫婦様としては、直前までは自宅で過ごされていたお母様を精神病院に入院させるのには抵抗が有り、且つ、老人ホームへの入所に対してもお母様自身かなり抵抗がある為、自分達ではどうしてよいか分からずリーブスに相談されたとの事。どうしても仕事があり自宅では世話ができないので、どうにか受け入れてくれる老人ホームを探してほしいというご相談でした。
リーブスの対応
退院まで10日しかなく、長男ご夫婦様お2人とも仕事があり、老人ホームへの見学も5日後ではないと行けないとお聞きしましたので、面談した時点で受け入れができる可能性が高く申込からすぐに入所できそうな老人ホーム2軒をご提案しました。面談後すぐにリーブスの相談員が老人ホームに問い合わせし、空き状況の確認、受け入れ態勢の確認、また、本来ホーム入所前に提出する健康診断書を入所後にしてもらうよう交渉しました。
通常、老人ホームに入所するには、各老人ホーム指定の書式の健康診断書を提出する必要があります。今回はリーブスの相談員が退院までの期間が無い事と、入院直前までは自宅で健康に生活されていたこと等をホーム側に伝え2ホームともに健康診断書は入所後の提出でご了承頂きました。
5日後、2軒の老人ホームをリーブスの相談員と長男の奥様の2人で見学しすぐにお申し込みされました。お申し込みから3日後老人ホームの担当者によるご本人様との面談がありました。面談で受け入れのNGが出ては大変なのでリーブスの相談員も同席致しました。
面談時、お母様は事前に聞いていたお話より穏やかで、『身体拘束が外れるなら早く老人ホームに入りたい』と仰ってくれました。老人ホームの入居審査も当日に無事クリアし、2日後にそのホームに入所することができました。
入所した当日の夜、長男様の奥様から下記のお礼のメールを頂きました。
“”こんばんわ。本日朝退院して、午前中〇〇ホームに移動して入所できました。本人はお昼ご飯をとてもおいしくいただき、「夢みたい」と喜んでいました。皆様丁寧に暖かく接していただき、義母だけでなく私たちもありがたいことと思っています。
本人が全く嫌がることなく家でなくホームを選択したことにも驚いています。
石田様の迅速なご対応と的確な選択でこんなに早く決まってよかったです。“”
リーブスの提案ホーム
ホーム① 千葉市若葉区の介護付き有料老人ホーム ※入居ホーム
元は会社の寮で使われていた建物を利用。建物は新しくはないが、看護師が24時間常駐のホームでは地域最安値の老人ホーム。
ホーム② 千葉市若葉区の介護付き有料老人ホーム
運営会社は関東圏を中心に複数老人ホームを運営。現状は満床だが近日中に空く予定の居室があり、同社運営の他の老人ホームに一端入所し空き次第入所可能。
結果
ホーム②に申し込むか悩まれましたが、退院後、他の老人ホームを一端を挟んでの入所だと、短期間での環境の変化により、認知症が進行するリスクもある為、空きが有りすぐに入所が可能なホーム①に申込し入所。
担当相談員からのワンポイントアドバイス
・病院入院中に身体拘束をしている方でも、老人ホーム側で見守りや人員の配置等で対応可能と判断されれば入所できる老人ホームもある。
・本来、健康診断書は入所前に老人ホームに提出しなくてはならないが、老人ホームと交渉し入所後の提出にしてもらうことができる場合もある。