ご相談事例

夫婦で老人ホームに入所するのは最善の選択?

入居検討者様の状況とお身体の状態

性別 夫婦
年齢 夫:94歳 妻:92歳
介護保険

夫:要介護2 妻:要支援1

認知症 夫:無し 妻:無し
必要な医療行為 夫:無し 妻:無し
既往歴

夫:変形性膝関節症、糖尿病 妻:高血圧

ご相談者様

相談者 娘(長女)
相談者お住まい 千葉県市原市ちはら台
ご希望エリア 相談者宅から近くの千葉市中央区・緑区近郊
ご予算

月額費用:2人で40万円以内くらい

ご要望

夫婦で入れる老人ホームで、別々の居室での入居

ご相談内容

千葉市緑区の老健のケアマネジャー様から相談を受けました。対象者のお父様の方は半年くらい前から自宅で転倒することが増えてきた為、元々デイケアで通われていた老健に入所。お母様の方は要支援1でデイケアに週1回通われてはいるが、特に認知症もなく完全に自立されているとのこと。ご家族が他の老人ホーム紹介会社に相談したが、その後連絡が来ず困っているので、弊社に代わりに対応してほしいとのこと。

すぐにまずは長女様にお電話で連絡したところ、お父様は老人ホームへの入所に抵抗があるが、長年連れ添ったお母様と一緒であれば良いと納得されている為、ご夫婦で入れる老人ホームをご希望とのことでした。お母様はまだ十分元気で介護は必要ないので、夫婦別々の部屋で入れる老人ホームが良いとのこと。

元々、相談していた他の老人ホーム紹介会社から1週間経っても何も連絡が来ず日が経ってしまったのと、お父様が老健をすぐにでも退所したいと訴えているので、なるべく早く候補の老人ホームを探してほしい。

リーブスの対応

弊社の相談員が、長女様とのお電話から3日後に長女様宅にご面談にお伺いしました。まずは長女様だけではなく、お母様も一緒にお話しさせて頂きました。お母様は90歳を超えてはおりますが、調理や掃除などの身の回りのことも自分で出来ており、近くのコンビニくらいであれば走って行けるくらいお元気とのことでした。

お話が終わった後、一端お母様は他のお部屋に行って頂き、長女様ご夫婦とのみお話させて頂きました。お電話ではご夫婦で入れる老人ホームをご希望されておりましたが、長女様としてはまだ元気なお母様を老人ホームに入れるのは、『本当は母は老人ホームに入りたくないのに我慢しているのでは…』と、お悩みになられておられました。

また、費用面に関しても、ご夫婦2人の年金だけではどうしても費用を払えず、貯金を切り崩したり、家族の援助が必要になる点も不安に思われていました。

弊社の相談員もお母様がお父様と同じ老人ホームに入所するのは、お母様自体が本当に望んでいるのかまでは分かりませんでしたが、お母様のお身体の機能低下を招くリスクも高いと考え『ご自宅の近くの老人ホームにお父様だけ入所して頂き、落ち着くまではなるべくお母様や長女様が面会に行かれるのはどうですか?』とご提案させて頂きました。

長女様はすぐにご提案に納得頂きまして、お母様にも同意して頂けたので、後日ご自宅から近い介護付き有料老人ホーム3件を見学することになりました。

リーブスの提案ホーム

ホーム① 千葉市緑区の介護付き有料老人ホーム ※入居ホーム
運営母体は元々デイサービスからスタートした会社の介護付き有料老人ホーム。同建物内に小規模多機能居宅介護が併設。

ホーム② 千葉市緑区の介護付き有料老人ホーム
関東圏を中心に複数店舗運営している介護付き有料老人ホーム。介護付き有料老人ホームの中では比較的お元気な方を対象にしており、要支援の方も多く入所している老人ホーム。

ホーム③ 千葉市中央区の介護付き有料老人ホーム
医療法人が運営している介護付き有料老人ホーム。千葉市の住民票をお持ちの方は料金が減額になるキャンペーンをしている老人ホーム。

結果

最終的には長女様宅から近く面会に行きやすいホーム①に入所して頂きました。入所されたホームには、デイサービス(小規模多機能型居宅介護)が併設されており、お母様も週1回そのデイサービスを利用することになり、施設長様の計らいで、お母様がデイサービスに行かれた際にはお父様と会わせて頂きお父様も満足されているとのことでした。

担当相談員からのワンポイントアドバイス

担当相談員 千葉老人ホーム・介護施設紹介所リーブス 相談員 石田 治男 石田 治男

・ご夫婦で老人ホームに入所することは決して悪いことではないが、片方の方がお元気な場合、夫婦で老人ホームに入所するのが最善の選択かよく検討を。

・夫婦で老人ホームに入居する場合、お一人で入所する場合の1.5倍から2倍くらいの費用がかかってしまうので、現実的に難しい場合もある。

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